太郎が受験の為に塾に通い始めた頃、私は武蔵を第一志望校に思い浮かべておりました。
広大な敷地に小川が流れ、校庭で山羊が放されていて修学旅行も無く通学は私服。
そんな校風に魅力を感じ、家族連れ立って文化祭に行きました。
自由な校風なのか文化祭は皆弾けていて、金やピンク色、緑色に髪を染めた生徒が大勢いて、それを見た妻が一言。
『こんな学校 無理』
これは文化祭のお祭り騒ぎでこの日一日だけは髪の毛を染めてもいいわけで、普段こんな頭の生徒がいるわけでは無いと説明しました。
男子校御三家の一校とか、東大の進学する生徒数とか、自主自立の精神などと説いたところで無駄でした。
そもそも中国出身の妻に対して御三家などと言ったところで全くの無関心ですし。
武蔵の文化祭の時に御三家の文化祭委員長が集まり鼎談が行われていました。
それを観覧した妻は
『あの開成って学校の子供が一番しっかりしていたわよ。あそこがいいんじゃない?』
それゃーそうでしょう、東の開成、西の灘といわれるほどの学校ですから。
そんなところに入れるほど太郎だって勉強できるわけでも無く偏差値の説明から妻にしたことを覚えております。
そして今現在、併願校を太郎の通える範囲内の学校をあぶり出しました。
埼玉県エリアでは男子校は立教新座・城北埼玉・城西川越の三校です。
共学だと栄東・開智あたりです。
東京都エリアだと男子校は板橋城北・巣鴨・本郷あたりですね。
共学は淑徳・帝京ぐらいですね。
(これからしばらく併願校について記す予定です。
関東近県の方なら漠然と想像できると思いますが、
それ以外の地域にお住まいですと学校名が出てきてもピンとこないかも知れません。
関東圏以外の方々は少しお休みされても結構なので年明け辺りにまたお越し下さいね。)