この子はまだ気構えがあるので再び通塾して、何がなんでもついて行きたいのでしょう。
でも全部がこの子みたいなわけではありません。
授業の内容が半分も分かっていないのに分かったような顔をして聴いている。
回りのみんなが理解しているのに自分だけ理解できないなんて有り得ない。
友達との遊びもゲームも我慢してきた俺が落ちこぼれるわけ無いじゃん、
ちょっと頑張りさえすればすぐに追い付けるさ。
塾の勉強の時だってそうだったじゃん、
でもちょっと心配だな。
親に言ってみようかな?
でも心配するだろうな、
それとも悲しむかな?
大丈夫だよ、俺。
でも本当に大丈夫かな・・・・
子供の心の中はこのような葛藤が生じているはずです。
こんな状態になる前に親が手を打ってあげて下さい。
たとえば子供に学校の様子や勉強の内容を食事の時などにドンドン聞いてみて下さい。
食事の時にテレビなんかを見る習慣のある家庭はこの新年度を期にテレビを消して親子の会話タイムにして下さい。
「勉強のことなんか難しくて分からないわ」と思っているお母さん、大丈夫です。
子供に教えるんじゃなくて子供に説明ささて下さい。
どんな教科でもいいんです、数学なら教科書を開いてなぜそうなるのかを証明させたり、
英語だったら文法構造など、なんでもいいから子供に説明させて教えてもらうのです。
国語なら漢字テストです。
我が家でもやっておりますが、ちょっと前に習った漢字を言って子供に部首や総画数を答えさせるだけなのです。
これだけで理解度が計れます。
理科や社会も同様に少し前に習ったところから親が教科書なり、ノートを見ながらごはんを食べている子供に質問するのです。
試しに今日からやってみましょう、
子供を変える為には先ず親から変わりましょう!
(長きに続いたこのブログも明日が最終回です。明日は土曜日ですが、最後の更新になります。よろしかったら覗いてみて下さい)