カンニング、嫌な響きですね。
でも正直に言えば、私の学生時代にはよくやっていました。
歴史年表を小さい文字で書いたメモを筆箱のクッションの下に忍び込ませたり、
消しゴムのケースの裏側に英単語を書き込んだりしたものです。
流石に入試や模試でやったらアウトだけれど、学内のテストぐらいはカンニングでしのいだことも二度や三度ではありませんでした。
でも他の人の答案用紙を覗くことはやりませんでしたね。
だってそいつの答案が合っているかどうかなんて分からないですから。
(ちなみに『ザ・カンニング IQ=0』というタイトルのフランス映画が、私の人生初オールナイトの映画でした。)
太郎に限らず、学年全体の数%程度しか中学受験をしない学校では中学受験する子どもはダントツで成績が良いと思います。
何しろ勉強量が絶対的に違うから、ほぼ無双状態でしょう。
太郎が中学受験をするのは同級生たちは皆知っているのでクラスの中で太郎の位置付けは『勉強のできる男の子』になるわけですね。