現実に太郎の通っている塾の近所にスーパーマーケットがあるのですが、そこのゴミ箱は塾生たちの悪い点数のテスト用紙が捨てられて、塾に苦情が入ったこともあるぐらいですから。
まさに包丁供養や針供養のようなテスト用紙供養とでも言いましょうか。
40点以下の答案用紙は成仏して下さい。
いやいや、また話がそれました。
本題に戻しましょう。
とにかく勉強も出来ないアホったれどもが見栄張って上のクラスにくるから授業の進捗具合が遅れるわけですね。
そこでこのアホったれどもがカンニングをするわけなんですよ。
誰のをカンニングするかって?
それは中学受験を控えた我が家の太郎なんです。
普通の親ならそれを子供から聞かされた日には、それゃー憤慨しますよ。
普通の親だったらね。
学校に掛け合って
『先生、うちの子供がカンニングされないようによく見張ってて下さい!! キィー!!!』って。
太郎も最初の頃は家に帰るや否や学校でのカンニングされた事をしょっちゅう私に言ってきました。