仮想通貨で中学受験

50過ぎ❨中卒❩トラック運転手が一人息子の私立中学に向けた学費を仮想通貨で捻出を試みるブログです。

中学受験 エピローグ8

昨日の続きになりますが、これは五年生に限った話では無く、落ち着きの無い男子全般に向けての話です。

算数の問題で太郎がよく失敗していた頃の話です。 

太郎はそろばんの段位を早い段階で取れていたので一行計算などはズバ抜けて速く解けていました。
しかし文章題になると正答率がグッと下がり、何が問題なのか調べました。

すると国語の力が弱いで、問題文の内容を論理的に捉えられていないのです。
これはそろばんの弊害かも知れないのですが、『素早く解く』癖が身に付いてしまい、
問題文をじっくり読まずに解いていたのです。
ですので比を求めているところを長さや面積を求めたりしていました。


社会や理科でも『まちがっているものを選びなさい』となっていても、選択が四個あっても最初の①の例文を見て正答なら瞬殺で①を選んで以降の例文は読まないのです。

それゃ、四個の中に他と違う物を入れるとすると、出題者の心理からして二個目か三個目に入れるでしょう。
だとすると初っぱなは正答、すなわち間違いを選ぶの問題なら不正解なんだよ!


この言葉、何回言ったことか。


簡単に言うとおっちょこちょい。
じっくり取り組めば解ける問題もこの調子で平気に落とす。
ケアレスミスと呼ぶには頻度が多すぎる。
まあ、今となったら思いでで済まされますが、当時は嘆息の日々でした。

まとめになりますが、これらのことから
国語の重要性を痛感しました。


じっくり読まないから理解出来ない。


論理的な思考が足りないため湾曲して捉えてしまう。


この原因は頭の中で文章から数式を導き出すことが不完全だったのだと思います。
大人ならば問題文を読んで包括的に数式を導き出せます。
しかしまだ子供だと文章で書かれた状況や事象をそのままの順番で解き始めてしまうからではないでしょうか?

これをそのまま放置してしまうと追いかけの旅人算で完全にお手上げ状態になります。
何故なら最初に出発した者が後から出た者に必ず追い越されるから、
子供の頭がキャパオーバーになってしまいます。
時間と時間の点と点ではなく全体的な時間の線として捉えないと基本問題ですら怪しくなってしまいます。