仮想通貨で中学受験

50過ぎ❨中卒❩トラック運転手が一人息子の私立中学に向けた学費を仮想通貨で捻出を試みるブログです。

1月の回想録 その3

1/3 (金)

 

本当は妻の仕事初めは今日からなのだが、昨日の件があり臨時で休みをもらったみたいだ。
太郎も冬休みの間はほとんど塾なのだが、今日だけは休みだ。

思いがけない休みが重なり、今年は行けないと思っていた初詣に急遽出掛けることにした。

確か去年はスマホのカメラで太郎を撮ろうとしたら、
『頭が寝癖で酷いから写真はいい』
と言われて、まだまだ子供だと思っていたらいつの間にかそんなに成長したのか。
そんな事があり、この年の写真は殆ど残っていない。

私は二人兄弟の弟で、子供の頃の写真が兄と比べると5:1ぐらいの割合で少ない。
昭和の時代、まだ写真が貴重だったので今みたいに沢山撮ることなど出来なかっただろうが、それだけに子供の写真は沢山残してやりたかったので、生まれてから毎週のように写真を撮り続けてきたのだ。

だからこれから太郎が大きくなり、益々思い出としての写真が少なくなっていくことに寂しさを感じてしまう。

初詣をして御守りを購入し、太郎だけおみくじを引いてみた。
結果は『吉』だった。
子供用のおみくじなので流石に『凶』など入っていないだろうが、数年前に『末吉』が出たことを考えると『凶』もあるのかも知れない。

そんなことを考えながら家路に着いた。


帰ってから直ぐに太郎は居間で勉強を始めたので、妻と留学生の話になった。

流石に昔の知り合いの話は避けたが、私自身が子供を持ってから生き死に対する考え方が変わった気がする。

昔は他人に迷惑がかからなければ死ぬのは本人の自由だと考えていた。
しかし親の立場になってみて、自分の子供が親より先に死んでしまうことを想像すると、それは筆舌し難いほどの苦痛だろう。

今回の留学生のケースにしても貧しい国から子供の為を思って他国に留学させたのに、留学先の国で死亡などしたものなら、残った遺族に請求されるであろう、医療費および遺体の輸送費用など。
自殺の場合は健康保険も国民健康保険も使えないので超高額な自由診療請求が課されるはずだ。
そんなことを1ミリでも考えればきっと思いとどまっただろう。

電車の飛び込みに至っては何千何万もの乗客
に迷惑がかかるし、そんなバラバラになった遺体を取り扱う鉄道関係者や葬儀屋達の身にもなってみれば分かりそうなものなのに。

 

そんな正月には相応しくないことを妻と話し合った。