ワクワクしてソロバン塾から戻ってきた太郎。 しかし家の中のただならぬ険悪な空気を察したのか、 いつもならば真っ先にゲームをやり始めるのに、 今日に限って様子を伺っているみたいだ。
太郎 『何かあった?』
私 「いや、特には・・・」
妻 〔太郎、よく聞きなさい。 お父さんが勉強方法で何か言ったみたいだけれど、そんな行き当たりばったりの思いつきで勉強したって身につくわけ無いから。 この連休中のやるべきこと、やりたいことに分けてスケジュールを作りなさい。〕
と言って太郎に大きめの手帳を渡しました。A5サイズの見開きで時間別に区切られているやつです。 妻は手帳を使う生活に慣れているみたいで知り合った時から使用しております。 昔は毎年自分の分と私の分まで購入して渡してくれておりましたが、 とてもじゃないけれど、私の仕事は手帳を使う機会など皆無なのです。 何も書かずに捨てていたことがバレてからは自分の分だけ買うようにしているみたいです。