大人、しかもビジネスマンが使うような立派な手帳を渡された太郎。 妻は太郎に予定や目標を立てる大切さを切々に語っております。 時折こちらにチラチラ視線を送っておりますが、このような状況で助け船を出したところで、私のような泥船だと二人で脱出どころか、敢えなく沈没してしまうので太郎には申し訳無いけれどスルー。 (太郎、許してくれ!)
助け船も諦めたみたいで妻に言われるまま10日分のスケジュールを分単位で作らされる太郎。 書き終えた頃を見計らって太郎の近くに寄って行きました。 きっと何か言うかなと思っていたのに何も言わずに寂しそうな目で私のことを見つめておりました。
多分太郎の心の中は (コイツちっちゃい男だな) と思っていたに違いありません。
あー、また父親の威厳が欠片も無くなってしまったー!