何だか話がカンニングと離れてきたのでこの項はこれで最後にしましょう。
奇しくも太郎にとっての最後の模試が今週に終了しました。
太郎は前回同様、板橋の城北で受験いたしました。
四谷大塚の模試は六年生の秋になってから受けたので首都圏模試とは勝手も違いも、
偏差値の足踏み状態が続き親も狼狽えた時がありました。
先人の方達のブログや塾の先生に伺えば、
この時期の模試ではよくあることみたいなので、
子供を信じて励ますくらいしか親の役割は見つかりません。
太郎のように身長が175cmをオーバーしていても、
やはり子供の部分のあどけなさは残っていますし、
人生経験はたかだか11年、12年の人間です。
子供同士の『あいつは頭が良い』とか
『勉強できるグループの一員』って、
親が思っている以上に子供達には重要なポジションみたいです。
それを維持するためにカンニングに走る気持ちも分かります。
しかし不正のツケは回り回ってしかも数倍にも増幅し、
自分に返ってくる事にを早い段階で教える事に限るのでは無いでしょうか?
私自身がカンニングや不正な行為をやった故に学力が伴わず、
高校中退という不名誉な結果になり、後々の人生で嫌というほど苦労しました。
もし、もしも私の親が今の私みたいに子供の勉強に寄り添っていてくれたら、
もし、子供と同じ問題を親も一緒になって解いていてくれたら……
そんなことを考えても無駄だとは思いますが、きっと違った人生を歩んでいたんじゃないかなっと思っています。
まあ、後悔先に立たずと言うくらいですから仕方の無いことですが、
自分の子供を私みたいに人生で失敗させたくなければお子さんの実力を親がきちんと見抜けるようにして下さい。
宿題やテストで全部丸がつくけれど、目の前で解かしてみるとあやふやな場合は早めの対象が効果的ですよ。