太郎と同じ塾の子供達並びに親御さまとは短い方でも一年間長い方だと丸三年間、苦楽を共にしました。
我が家以外は父親の参加はしていませんでした。
しかし、これから受験を検討されている家庭では可能な限りお父さんも受験に参加させて下さい。
大抵の進学塾は塾長も講師も男性が大半です。
個々の性格にもよりますが、気の弱いお母さんなどは塾側に押しきられてしまう場合もあります。
(途中退塾していった子供を見ていると親子そろっておとなしいタイプでした)
ところがオヤジがしょっちゅう塾に顔を出して先生方とコミュニケーションを取っていればこちらの言いたいこと言い出せたり、
不満に感じる事柄はストレートに伝えられます。
誤解されそうですが、決してお母さん方が言いたいことを言えないのでは無いのです。
言い方を変えれば、女性特有の優しさが邪魔をして妥協のハードルを低くしてしまうのですね。
これはまずいかも知れません。何故なら、
①塾に不満を持つ
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②言いたいことの半分も伝わらない
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③その結果不満が残ってストレスが溜まる
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④不満をダンナにぶつける
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⑤面倒くさそうに答えられる
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⑥夫婦喧嘩勃発
このようになり、負のスパイラル突入です。
場合によっては
『俺は最初から受験には反対だったんだよ』
などのバッドワーズが飛び出た日には、もう手がつけられなくなります。
これを最初から避ける為には①の段階で問題が解決するのが一番望ましいでしょう。
ですので普段は糞の役にも立たないダンナでも、尻をひっぱたいても苦情係に任命して下さい。
塾側にしても、小学校にしても、問題事に父親が出てくると相手も緊張感を持って接してくれます。
家庭内の空気が悪いと子供の成績も伸びません。
奥さん一人で背負い込まずダンナを活用して下さい。