仮想通貨で中学受験

50過ぎ❨中卒❩トラック運転手が一人息子の私立中学に向けた学費を仮想通貨で捻出を試みるブログです。

少し変わったお友達

 どこが変わっているのか具体的な事を述べると、万が一個人が特定された場合に取り返しのつかない事に成りかねないので控えますが、少々知恵が遅れている感じなのです。

 そんな子供は世間には大勢いるけれど、親も少しずれているように思えたのです。


「高校もろくに出ていない輩が何ぬかす」と反論されるかもしれないが、その子のお母さんもピントがズレているので会話が上手く成り立たないのです。
ん~、どう説明したらいいのか、いろいろ考えても考えあぐねてしまいますね。
 一つだけ例を出せば、保育園の太郎の着替え置き場がその子の隣で、たびたび太郎の下着が紛失したのです。

 結構厳し目の園長先生だったので、衣服の記名は徹底してあり

『だれか間違って使ったのかな?でも名前が書いてあるから直ぐに戻ってくるだろう』

と楽観視していても、いつまで経っても戻ってこない。

子を持つ親なら誰でも自分の子供の下着かどうかぐらい分かりそうなものなのに、シャツやパンツならまだしも、コーデュロイのズボンまで無くなり、流石に耐えかねて先生に相談しました。先生がやんわりと尋ねてみたら「泥棒扱いするなんて酷い!」と 言い、これ以上話を広げると先生にも迷惑がかかりそうだったので諦める事にしました。
その件以降はデカデカと記名して事なきを得ましたが、ある日太郎を迎えに行ったらナントその子がなくなったはずの太郎のコーデュロイのズボンを履いているではないか!

何故ズボンを一目見ただけで判るかと言えば、買った時は丈が長くて裾上げを私がやったのだが、(妻がミシンを使えず、私がマニュアルを読みながらやった)ドヘタな仕上がりなので、その子の母親が迎えに来たときに『このズボン、太郎のに似ているんだけどタグの部分を見せてくれませんか?』と尋ねたら
「ええどうぞ、気が済むまでご覧なさい」と言われて内側のタグを覗くと、なんとタグが無い!ハサミで切り取られているではないか!
これは罪悪感のかけらも感じられず、関わるのも面倒くさいので
『スイマセン、私の勘違いでした』と頭を下げる一件があったのでした。