太郎には小学一年生からつるかめ算を教えておりました。 理由として算数に慣れてもらいたいことが一番でした。 算数の概念が早めに付けばいいかなぐらいの感覚でした。
つるかめ算は算数の能力とは違ってパズルの感覚で解けるし、 表を書いて全ての組合せが書き出せれば答えが分かるからです。
本人もよく覚えているのですが、夏休みに毎日学童にお弁当を持って通っていました。 その時に一時間程度の勉強用具を持って行っていました。 その時に他の子供達は学校の宿題を持ってきていたところ、太郎一人だけは私が作成した。 「お父さん問題」を毎日持っていきました。 そして六年生のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちが太郎のやっている勉強を見て、 自分たちも解こうとしたのですが、 受験勉強でしていなければ解けるはずもなく、皆苦労している横で一年生の太郎が解いていたみたいで、 とてつもない優越感を味わったみたいです。