普通しつこい客には返金すれば済みそうなのですが、こいつらの思考回路は普通の人とは違って返金だけでは済みません。
『心からの謝罪』が必要らしいです。
何だか何処かの泥棒国家みたいな文言ですが、会ってもいない相手に心からの謝罪なんて伝わる訳ないですよね。
少なくとも私には思い付きません。
でもこの『心からの謝罪』をしなければ面倒くさいやり取りを何度も相手にしなければならないし、本当にウンザリでした。
しかしこんな連中は1%にも満たない確率なので毎週のように出品し、毎日梱包して発送する日々が続きました。
そして評価数が600を越えた頃、立て続けに頭のわるい輩と当たってしまいます。
一人は雑誌の懸賞を落札した千葉県在住の女性です。
こいつはオークションで落札した品物をクリスマスプレゼントにしようとしてアニメのキャラクターグッズに入札してきました。
多分パートナーにプレゼントするつもりなのでしょう。
出品と同時に入札されて、その後に質問欄で
「定形外の発送で12月23日までに到着可能ですか?」と聞かれました。
そんなの運送業者に聞くべき問題でしょ、出品者に聞かれても分かる訳も無く
『到着日を指定される場合は事前に即決で落札するか、宅配便の利用をお勧めします』と応えました。すると
「クリスマスプレゼントで使用します。到着可能かどうかだけ教えて下さい」との返信。
この段階で『頭のおかしい人』と見抜いて取り引きを中止すれば良かったと後になって後悔しました。