もう十年以上前の話ですが、ネットの情報で「日本の自殺者数 本当は10万人越え」というトンデモニュースが賑わった事を思い出しました。
確か（その当時）自殺者数は三万人前後だけれど、遺書の無い死体は変死体として処理されている。
それ故にそちらの変死体も自殺としてカウントしたら十万人を軽く超えている。
みたいな話でしたね。色々な所で論議されたので記憶に新しいかと思います。
その後でもこの変死問題はネットの世界ではずーっとくすぶり続けて、
「死体は今日も泣いている 日本の死因はウソだらけ」
という本が法医学の医師が書かれた本が発売されました。
私は図書館で借りて読みましたが専門家の意見が書かれており、これによれば自殺者が十万人を超えている説は無理がある事を理解できます。
でも先進国の自殺率で見てみると13位なんですね。
これだけ経済発展しているにも関わらず、生きにくい世の中って何なんでしょうか？
自殺に至るまでの理由は人それぞれあると思いますが健康的な問題ならば理解もできますね。
逆に理解出来ないのがいじめや金銭的な問題です。
当事者にしてみれば、その時には解決策も無く自死しか選択肢が無いかも知れませんが、時間が経ってから見直せば、実は大した問題でも無い場合がほとんどだと思います。
だから若い人はそんな金とかイジメなどの糞みたいな理由で自殺を選んで欲しくないですね。
