読書自慢ってなんだか鼻につきますね。自分がブログを開設するにあたり、他人のブログを目にしましたが、受験ブログは関係者の受験が終われば大抵ブログも終了か、毎日のように更新していた人が受験を境に年に数回の更新ペースになってしまうほど関心が薄れてしまうみたいですね。
しかしマニアックな素人の書評家気取りのブログは鼻に付くどころかろくなブログを見た事がありません。
作家愛からの情熱度が高過ぎてうっとうしいんです。あっさりし過ぎているブログは他人の書評をコピペしてアマゾンにリンクを張り付けて金儲けを企んでいる輩だらけでうんざりです。
確かに新しい本との出会いはネットが最適なんでしょう。あらすじなどをかいつまんで説明してありますが、書店や図書館または中古書店でも帯や装丁を見て、場合によっては最初の章ぐらい読んでから買ったりした方が好きですね。
最近は太郎の取り組んでいる予習シリーズで引用されていた重松清の作品を読んでいます。
この作家の本は本屋に行けば必ず並んで売られていることには以前から知っていましたが、子供向けの作家だと勝手に思い込んでいたので手に取った事が一度も無かったのです。食わず嫌いならぬ読まず嫌いだったんですね。
『きみの友だち』が引用されていて太郎と問題を解いていたときに、この話読んでみたいと思って翌日図書館に行って借りました。
初めて知ったのですが映画やドラマにもなったらしく世間的には有名作品だったんですね。内容は説明するまでも無く、素晴らしい出来で久しぶりに良い本に出会った気がします。