今ウィキペディアで新生銀行の上場日を確認したら2004年（ 平成16年）となっていました。
すごい昔の気がしたけれど、たかだか15年ほど前のことだったんですね。
しかしパソコンのOS まだWindows95か98を使っていた時代なので、今みたいに
『オッケーGoogle、誤送金で入金されたお金を使ったらどうなるの？』
とか、
Yahoo知恵袋で
『間違って送金されたお金を返したくありません、この場合訴えられたらどうなりますか？』
などと質問する場所もありませんでした。
ただ純然に「驚くほどの預金残高」を見てみたかっただけなのです。
写真を写したら銀行側に組戻しの許可をしようと思っていました。
そして新生銀行からの電話を切った後に自分の口座にログインしてみました。
相手『田中一郎さまの携帯電話でしょうか？』
私 「はい、そうですが。」
相手『お世話になっております、新生銀行でございます。』
私 「はい、なんですか？」
相手『田中一郎さまの口座にお振込みにが一件ございました。
その件についてのお願いですが、』
私 「はい、」
相手『株式会社泥縄商会様の名義で本来なら違う口座に振り込む予定だったらしいのですが、番号を間違えて田中一郎さまの口座に入金してしまいました』
私 「はい、それで？」
相手『間違えて振込してしまった場合は入金されたご本人からご了承を頂かなければ泥縄商会様には返金できません。
それで田中一郎さまに組戻しのご了承を頂戴したくお電話差し上げました』
へー、何だか海外のニュースで聞いたことのあるようなことが実際身の回りで起こるんだーなどと思いました。
実は私以前に誤振込で自分の銀行口座に入金されたことがあったのです。
新生銀行が新規株式上場した時にこちらの株を購入しました。
株主としての義務感からこの銀行に口座を開設しておりました。
当時としては珍しく『振込手数料無料』でしたのでヤフオクの入出金用に運用しておりました。
しかし大型上場によくあるIPO 公開ピークで、その後は株価も低迷しており傷の浅い段階で売却し、
ヤフオクのシステムもコロコロ変わり、私の中では新生銀行自体忘れ去られておりました。
そんなある日に見慣れない電話番号からの着信履歴がありました。
何度も言っておりますが、基本的には知らない電話には出ないスタイルなのでほったらかしておりました。
しかし連日しつこいくらいの着信なので気になって出てみました。
（ちなみに私は携帯電話の留守電サービスは生まれてこの方、一度も利用したことがありませんので、電話に出ない限り用件を伝えることは出来ないのです）
